--今週は獲りどころ!妙味馬券獲得情報!!-----

 夏競馬も終盤を向かえ、秋のGT戦線を見据えた有力陣営も始動する。まさに、最高潮の盛り上がりを見せる時と言えよう。また、今年はサマーシリーズも行われ、ここまでの状況からどの陣営にもチャンピオンの可能性が残されており、その行方も気になるところ。そこで今回は、気になる重賞2鞍に注目したいと思う。

--1回札幌2日【クイーンS】牝馬限定 芝1800M-----

 まず、このレースで注目すべき点は、出走する陣営がどのGGTに照準を絞っているかという事だ。このレースは牝馬限定ながら、狙うは必ずしも牝馬限定GTではないという事。
 昨年の例で言うとヘヴンリーロマンスの天皇賞(秋)。3歳馬に限れば秋華賞も視野に入ってくる。更に、路線別で見ると、第51回のファインモーションや昨年のダンスインザムードのようにマイルCSを視野に入れる陣営もいる。このような中で、妙味馬券を狙う上で最も重要になってくる事はGTにむけた賞金加算目的なのか、次のステップにむけた叩き台なのかを見極める事である。特にこのレースからGTに出走した有力馬においては、ここでの着順関係なしに、GTでの馬券圏内入着率が高い。近年では勝ち馬が人気薄である傾向が多く、馬券も荒れやすい。それでいて後のGTにも好走する例も多く、まさに予想泣かせのレースとなっている。
 しかし、心配する必要はない。今年のこのレースは、賞金加算を目的として本気で勝ちにくる馬が予定通りの好仕上がりを見せており、これまでの状況からおそらく人気を抱え込むところまでは至らない。また、エリザベス女王杯前の前哨戦でもある府中牝馬Sを最終調整と考える陣営は、人気を抱えやすいがここでは叩き台が濃厚。つまり、人気に惑わされる事なく、過去にも出走経験のある陣営のデータを見れば、自ずと切る馬、切れない馬が見えてくるはず。

--3回小倉2日【北九州記念】芝1200M-----

 サマースプリントシリーズ注目の第2戦、北九州記念。ポイントは今年からサマースプリントシリーズの1つとして位置付けられた事により、距離が1800Mから1200Mに短縮された事ではないだろうか。そのため、あえて北九州短距離Sを回避して、スプリント重賞に照準を合わせてきた陣営もいる。ただ、北九州短距離Sで叩いた陣営の上積みは大きいと推測される。その中で気にするポイントはハンデ戦という事ただ1つ。
 スプリント戦線で活躍する有力馬の出走が殆どあることから、気になる有力馬の殆どはハンデに関して想定内。その中でもハンデに恵まれた有力馬がここでは有利と言えよう。荒れるスプリント戦線、特大馬券獲得のチャンス。絶対に買いをお勧めする。