--昨年マーメイドSを的中に導いた裏情報-----

 またこの時期がきた。思い返せば昨年のこのマーメイドS、今年は開催、日程は違えど私の元に興味深い情報が入ってきていた。その情報とは「このマーメイドSは赤と緑、いずれかが軸となる」というものだった。この情報を聞いて私はピンときた。これはおそらく【枠】を示していると。しかし、この情報が入ってきたのはまだ枠入りが決定する前。信じるにはあまりにも安易と考えた私は、各陣営の調査にあたった。
 そこで、気になるある有力陣営の存在を私は掴んだ。枠入りが決定し、赤にはマイネソーサリス、緑にはダイワエルシエーロ。そして事態は大きく動いた。
 レース直前になりマイネソーサリスが突然の出走を取消。私が気にかけていた有力陣営はまさにこのマイネソーサリス陣営だったのだ。
 私は確信した。あの情報はまんざらでもないと。
 そもそも枠入りが決まる前の情報であり、対象となる2頭中、1頭が出走取消、一連の動きから偶然とは思えない事実が重なったのである。結果は、驚くべき事に唯一残ったダイワエルシエーロが1着。
 競馬ファンの皆さん、これは単なる偶然だと思いますか?

--開催替わり・日程替わりが高配当を生む!-----

 このレースの大きなポイントは、何と言っても昨年までのコース・日程ではないと言う事だ。これがどれだけ出走馬に影響するかはもはや歴然。同じ距離であっても、東京コースと京都コースでは全く違うように、馬には適正というものがついてくる。単なる実力や調子の良さではいかない部分があるのだ。
 更に日程替わり、これは本当に大きな比重を占める事になるだろう。各陣営もローテーションには頭を悩ませている筈。中でも新設されたヴィクトリアマイルを使った陣営は尚更の事だろう。中4週と中7週では大きな違い。どんなに有力と言っても注意が必要だ。
 その証拠にヴィクトリアマイル組が少ない事からも判断できる。

--馬券を左右する最大の要因を見方にメイチの仕上げ!-----

 この日程になり、メイチの勝負で臨む陣営がいる。もちろん、狙いは秋に向けた賞金稼ぎ。
 予めヴィクトリアマイル組の出走が薄いと予測し、手薄になる事を睨んでの出走だ。また、この陣営に大きく見方にするのが、この時期特有の天候だ。
 そう梅雨である。
 道悪になる可能性もあれば、雨なら比較的低温、しかし、梅雨の合間の天候では気温も急激に上がりやすい。
 このような環境に強いあの陣営こそが送り込まれた刺客と言えるだろう。