--劇的結末を迎える有馬記念-----

 再三にわたり有馬記念について情報公開してきたが、その情報通り、今年の有馬記念は劇的かつ衝撃的な結末になるだろう。菊花賞を経て、各陣営サイドも思ったようにディープインパクトはやはり3歳馬。あのレースで相手が同じ3歳馬だったからこそ、一際、強いという印象をもたされたが、これが経験豊富な古馬ともなれば話は別。
 ディープインパクトも公にはしないが、菊花賞のような展開を何よりも恐れている。それについてはレースになってみないと分からない事。
 無敗の3冠馬と言っても、今度ばかりは絶対とは言い切れない状況であることは確か。是非、最後の最後まで有馬記念情報にご注目して頂きたい。

--変則日程の裏側-----

 世間は有馬記念一色だが、競馬は何も有馬記念で終わるという訳ではない。ある陣営は、早くも来春のレース・ローテーションを視野に入れ、調整を行っている。
 年末年始は変則日程になり、出走馬の調整・管理が非常に難しくなってくることは言うまでもない。特に金杯は毎年1月5日に設けられている重賞であり、少しでも賞金を加算したいと考える陣営にしてみれば、この変則日程を如何に乗り越えるかが鍵になってくる。
 そのような中、順調な仕上がりを見せる陣営がある。現在の状況を見る限りでは間違いなく金杯に照準を絞っている調整だ。そして明らかに変則日程を意識した調整。ここまでの調整は他の陣営には見受けられない。
 振り返ればマイルCS・香港マイルを制したハットトリックも金杯から始動し、賞金を加算しつつ順調にローテーション組んできた。そして来春の金杯、決して叩き台ではなく勝負どころとして第2のハットトリックを誕生させるべく、最初のステップを迎えようと意気込む陣営サイドがある。